山形県警が新たに制作する啓発動画の撮影が行われ、タレントのカンニング竹山さんなどが警察官に扮(ふん)して手口などを紹介し、特殊詐欺の被害防止を呼びかける。
啓発動画を撮影 特殊詐欺被害防止へ!
タレントのカンニング竹山さんと井戸田潤さん、そして山形・鮭川村出身で演出家のマッコイ斎藤さんが動画の撮影に臨んだ。

オレオレ詐欺や架空料金請求詐欺といった特殊詐欺の被害を防ぐため、県民により強く訴えかけられるものをと、3人の起用が決まった。

動画のタイトルは「実録!?山形県警24ず!~我々は特殊詐欺を許さね!~」。撮影は県内各地を巡り、巡査長を演じるマッコイ斎藤さんが部下役の竹山巡査と井戸田巡査とともに、お年寄りがいる集会所をサプライズで訪問するなどしながら進められた。
「わかりやすく親しみのある動画」
特殊詐欺の被害に遭わないためにどうすればいいのか、3人は県民を巻き込みながらわかりやすく伝えようと奮闘。撮影の参加者からは「オレオレ詐欺だけでなく、いろいろな詐欺があると感じた。わかりやすく説明してもらい良かった」と好評だ。

県警本部生活安全企画課・渡部真次次長:
わかりやすく親しみのある動画になっているので、手口をよく確認して、1件でも被害を防げるように、みんなで注意喚起してほしい。家族の絆で被害を防ぐことが大事
2023年に県内で確認された特殊詐欺の被害は44件で、被害額は約8,000万円にのぼるという。

12月14日に撮影された動画は、2024年2月に県警の公式ユーチューブチャンネルで公開される予定。
(さくらんぼテレビ)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(12枚)