情報関連機器を手掛ける電機メーカー・エプソンが開発した、「黒ひげ絶対助けるロボ」の動画が話題になっている。動画の内容は、「黒ひげ危機一発」の樽にロボットが剣を刺し、奥にいる別のロボットが網で黒ひげをキャッチするもので、SNSで約580万回見られている。
黒ひげ絶対助けるロボ
「黒ひげ絶対助けるロボ」という文章とともに投稿された動画。

おなじみのおもちゃ「黒ひげ危機一発」の樽に、ロボットが剣を刺している。
樽の中には5人の黒ひげがいた。一体どうやって助けるのだろうか。

ロボットを見ていた人から「おぉ~!」という声が上がる。黒ひげが飛び出した瞬間、奥にいた別のロボットが網で全員キャッチしたのだ。
SNSでは約580万回見られていて、「そっちか!」「技術力すごいけど、いつ使うの?」などと話題になった。

動画は、国際ロボット展で撮影されたもの。
開発したのは、プリンターなどの情報関連機器を手掛ける電機メーカー・エプソン。担当者によると、黒ひげを助けるロボットが注目されたのは予想外だったようだ。
セイコーエプソン株式会社MS営業部・久保孝弘さんは、「苦労したところより、網で救うところに歓声をいただいて少し複雑ですが、結果としてはデモ機に注目していただいて非常にありがたく思っています」と話している。
飛び出すタイミングを伝える
実は、すごいのは剣を刺すロボットの方だ。

センサーで当たりの穴を発見し、飛び出すタイミングをもう片方のロボットに伝えていたのだ。
こちらのロボットは人間に近い感覚を持ち、本来は工場で生産作業のために使われているという。
(「イット!」 12月8日放送より)
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