2022年度農作物の被害額、約3億円。「キョン」などの有害鳥獣に対して、千葉県が新たな施策です。

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めざまし8スタッフ:
いました、キョンがいました。

かわいい見た目とはうらはらに、鳴き声は低く大きい声があたりに響き渡っています。

特定外来生物 キョン
特定外来生物 キョン

キョンの鳴き声「オーーーー」

千葉県内での生息数が7万頭を超え、生息域も拡大しているシカ科の特定外来生物「キョン」。
大繁殖の影響で住民は対策に追われています。

勝浦市の住民:
サツマイモなんか、みんな食べられちゃう。

――これって、キョン対策?
勝浦市の住民:
全部そう。

庭で育てている野菜を守るため、家の周りをネットで囲っています。 

キョン対策で家の周りをネットで囲う
キョン対策で家の周りをネットで囲う

庭先に住みつかれたという、いすみ市の住民は…

いすみ市の住民:
最近家の脇の木の影で寝てるんですよね。そこに住んでます。いつもここにいるんですよ。
子ども:
確かに毎日いる…。

住宅の脇に住みつくキョン
住宅の脇に住みつくキョン

繁殖を続けるキョンへの対策は、まさに待ったなしの状態。

千葉県の新たな対策 「有害鳥獣捕獲協力隊」を募集

千葉県は新たな対策として、キョンを含む有害鳥獣を捕獲する人材を育てるための「有害鳥獣捕獲協力隊」を募集しました。

11月18日、狩猟経験が少ないハンターを対象に体験ツアーを初めて実施。

ツアースタッフ:
踏み板、動物がワナの中に入ってきて、板を踏むとドアが落ちます。

動物を捕獲する“わな”の仕組みや設置方法、鳥獣のさばき方などを学んだ参加者。

実際に千葉県は、ふるさと納税で、キョンの肉やキョンの革製品を返礼品とするなど、有害鳥獣の対策に力を入れています。

ふるさと納税サイトには、キョンの肉なども返礼品として掲載
ふるさと納税サイトには、キョンの肉なども返礼品として掲載

11月に行われたハンターを対象としたツアーでは、キョンを食材とした、ジビエ料理の体験も行われました。

――キョンの肉は?
ツアー参加者:

やわらかいです。

ツアー参加者:
上品なローストビーフ。すごくうまい。
キョンも増えてきてるんで、キョンも捕獲して流通ルートを流してやりたいなっていう気持ちになりました。

千葉県自然保護課 市原岳人 副課長:
将来の有害鳥獣協力隊を増やしたいというのが、参加隊員の狙いになっております。有害鳥獣対策のPRの支援など募りたい。

(めざまし8 12月6日放送)