“アレのアレ”に日本中が湧いた。 

11月5日、阪神タイガースがオリックスバファローズに7対1で勝利。

岡田監督いわく“アレのアレ”。38年ぶり2度目となる日本一を決めた。

大阪市中央区の道頓堀では、大勢のファンが詰めかけ六甲おろしが歌われ、37人が川に飛び込んだ。

ファンの熱狂は北海道でも。

阪神タイガース38年ぶり優勝 北海道のファンも熱狂

1986年結成の私設応援団「函館愛虎会」。

メンバー10人が集った函館朝市内の飲食店「めざまし食堂」。

この日は阪神タイガース一色に染まっていた。

「ファンになり、40年以上になる」(函館愛虎会 富田正明幹事長)

試合は中盤で阪神が6点リードの展開。これに気分をよくした店主が早くも動き出す。

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試合途中にもかかわらずテーブルには鯛が登場。

「前祝いだ!」(めざまし食堂店主)

店内のボルテージが最高潮を迎えたのは、阪神リードのままの最終回。そして、歓喜の瞬間が。

阪神タイガースが38年ぶりに優勝した。

「38年ぶりの日本一。僕は前回、小学生でした。やっぱり嬉しいです」 (函館愛虎会 本間実成 会長)

気温10度の中 優勝祝うビールかけ

38年ぶりの日本一に「函館愛虎会」のメンバーが手にしたのは瓶ビール。

気温10℃の中で、優勝を祝うビールかけが行われた。

「阪神タイガース38年ぶり日本一おめでとう。最高ですね。来年もまたやりたい」(本間会長) 

告知なし!日本一優勝記念セール開催

一方、一夜明けた北海道旭川市でも、優勝を祝うイベントが行われていた。

社長が熱烈な阪神ファンとして旭川市内で知られている衣料品店「三番館」。

38年ぶりの日本一優勝記念セールが11月6日から始まった。

事前の告知なしでも大勢の阪神ファンが集まり、六甲おろしの大合唱で優勝を祝った。

「吐きそうなくらい飲みました!みんなで応援ができて優勝できて良かった」(阪神ファン)

「38年待って、本当に悔しい思いも長くて。やっと日本全国の阪神ファンが心底笑えたかなと。ましてや旭川市の阪神ファンは熱いです」(阪神ファン)

もつれにもつれた今回の日本シリーズ。やきもきするうちに名物社長の体に変化も。

「ファンがいつもお好み焼きを食べながら観戦して熱く燃えてる場所がある。日本シリーズ期間中は、毎日お好み焼き食べているので大分太っちゃった」(丸善三番館 大蔵謙造社長)

38年ぶりの優勝!喜びもひとしお

「ありがとうという言葉しかない。試合内容も本当に感動しました。岡田監督にも改めて感謝です。本当に“アレのアレ”してくれて」(大蔵社長)

優勝セールは11月11日まで行われていた。

まもなく冬本番。寒くなってきた北海道だが、阪神タイガースの優勝で熱く盛り上がっていた。

北海道文化放送
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