アニメやゲームのキャラクターで装飾されたいわゆる「痛車」の展示イベントが、福島県福島市の飯坂温泉で開かれた。
約80台の”痛車”が集結
バーチャルシンガー・初音ミクが大きく描かれた車体に数えきれないほどのぬいぐるみが乗った痛車に、車のデザインとお揃いのチェック柄のシャツで決めポーズをとるオーナー。

そして飯坂温泉を盛り上げるキャラクター・飯坂真尋ちゃんをデザインした車も登場したのは、2023年で3回目を迎えた「飯坂温泉痛車フェスティバル」

会場には、アニメやゲームのお気に入りのキャラクターで外装や内装をカスタマイズした約80台の痛車が展示され、訪れた人たちは写真におさめるなど派手な装飾に興味津々の様子。

推しキャラをアピール
そもそも「痛車」とは「見ていて痛々しい車」という意味。シャレでイタリア製の車の略称にかけたともいわれている、日本発祥のサブカルチャーの一つでもある。

痛車オーナーにその魅力を聞くと…「自分の好きなキャラクターを、いろんな人にアピールできるのが一番の魅力。こうやって温泉地を盛り上げるイベントがあるというのは、良いこと。私自身も楽しんでおります」と答えた。

また、痛車にいくらぐらいかけているのか聞いてみると「地道にほぼ自分でやっているので、金額はそこまでかかっていないけど、ステッカーとか全部入れても50万いかないくらい。痛車は自分のアピールになるので、これからも普及してほしいなと思います」と話した。

会場となった「パルセいいざか」ではコスプレイヤーによるダンスなども披露され、この日温泉街は大いに盛り上がった。
(福島テレビ)