熊本・南関町の魅力を肌で感じられるセレクトショップが11月にオープンする。
地元の箸メーカーが手掛けていて、そうめんを使ったスイーツなど一風変わった、竹の箸で食べるカフェだ。
納豆やカップ麺用の箸も ヤマチクの「拝啓」
熊本・南関町に11月オープンするのは、地元の箸メーカー「ヤマチク」が手掛けるセレクトショップだ。
この記事の画像(7枚)店内には、色とりどりの80種類を超える竹の箸が展示販売されている。
納豆をふんわりかき混ぜるための箸や、カップ麺のふたを押さえるための箸など、さまざまなアイデアにあふれた商品が並んでいる。
「南関町に人が集まる場所をつくりたい」と企画された新たな店の名前は、“拝啓”。「“拝啓”から始まる手紙を届けるように、全国のよりよいものを南関町から届けたい」との思いで名付けられた。店内には地元の小代焼のほか、千葉のピーナッツペーストなどが並ぶ。
そうめんスイーツにティラミスも“箸”で
箸の使い心地を試してほしいと、店内にはカフェも併設し、地元食材を使った料理を提供する予定だ。南関そうめんの切れ端を黒蜜に漬け込んだ「そうめん屋さんのおやつ」もその一つ。
細いそうめんには先の細い箸が食べやすく、黒蜜の優しい甘さときな粉の和風な味わいがそうめんによく合う。
「『黒棒』でできたティラミス」は、スプーンではなく、少し太くて短い21cmのお箸を使い食べることができ、甘さは控えめで少しカリッとした食感が残っているのが特徴だ。
ヤマチク・山崎彰悟専務は「どれがお客さまの手に合うのか、実際にカフェの中で試していただいて、自分用や贈り物にしたい箸を選んでいただけたらうれしい」と話す。
※山崎彰悟専務の崎は「たつさき」
(テレビ熊本)