国土交通省は10月24日、中古車販売大手「ビッグモーター」の全国34の店舗に対して、事業停止などの行政処分を決定した。熊本県内では、整備料金の過剰請求などの疑いが持たれていた宇土市の店舗について、認証工場が20日間の事業停止処分となった。

認証工場としての事業20日間停止へ

事業停止処分となったのは、「ビッグモーター宇土店」だ。

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国交省の九州運輸局が7月、宇土店への立ち入り検査を行い、関係者への聞き取りなどを行っていた。

その結果、自動車整備・点検料金の過剰請求などの疑いがあることが判明した。

九州運輸局は10月13日に処分案を発表。10月20日にビッグモーター側から意見を聞く「聴聞」の機会を設けた。そのうえで10月24日に処分を決定した。

宇土店では、10月25日から11月13日までの20日間、ブレーキやエンジンなど安全上、重要な部分を整備する認証工場が事業停止となり、事実上、車検業務もできなくなる。

(テレビ熊本)

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