お寺をライトアップし、境内はミラーボールなどを使って幻想的な光のアート空間に仕立てるイベントが、広島県尾道市で開かれている。尾道の文化に触れた後は、食とお酒で秋の夜長を楽しんでみてはいかが?
お寺を光のアートで彩る「尾道御伽草子」
尾道市の西國寺では「尾道御伽草子」というイベントが開かれており、ミラーボールなどを使って、境内は幻想的なアート空間に仕立て上げられている。

尾道水道を挟んだ対岸から西國寺を見てみると…お寺の建物はライトアップされ、遠目にも三重の塔などが浮かび上がるように見える。


午後6時頃からは、日が暮れて幻想的な雰囲気に。

ミラーボールの光が反射し、地面にも光が揺れるような幻想的な光景で、お寺にいるのを忘れてしまいそうだ。
このアートは、全国で活躍する「ミラーボーラー」というアーティスト集団が手がけている。

階段を上がると尾道水道が見え、絶景のロケーションが広がる。
さらに、階段の先には尾道の自然とアートが楽しめる空間になっている。

三重の塔にも光のアートがある。


アートに浸った後は秋の夜長を食とお酒で楽しむ
主催者の松村健志さんに話を聞く。

「尾道御伽草子」 主催者・松村健志さん:
尾道を盛り上げたい一心で開いてます。尾道のお寺や文化をアートで盛り上げていきたい。近くには新開という歓楽街もあるので、地元の方も観光の方も一緒にこのイベントを楽しんだ後は、食とお酒で夜の尾道を楽しんでいただきたい
西國寺では、国の重要文化財にも指定されている秘仏も20年ぶりにご開帳される。

※「尾道御伽草子」
10月14日まで 入場料:大人1000円 中学生500円 小学生以下無料
(テレビ新広島)