投打で活躍できる選手としてプロ野球も注目する山形中央高校の武田陸玖選手が、プロ志望を固め練習に励んでいる。10月6日、武田選手が合同取材に応じ、ドラフト指名への期待と今後の抱負を語った。
U18W杯で日本の初優勝に貢献
山形中央高校3年の武田選手は、左投げ左打ちでこの夏の山形県大会では投打両面にわたる活躍でチームの準優勝に貢献した。現在は、後輩たちの新チームに交じって毎日練習を続けている。

山形中央高校3年・武田陸玖選手:
野球選手としても成長できたことはあるが、人間力が一番成長したと感じる3年間だった
武田選手は夏の大会のあと、18歳以下の日本代表に選ばれ、台湾で行われた世代別のワールドカップを戦った。

打者としては11打数4安打・3打点の結果を残し、投手としても1勝1セーブと活躍。日本の初優勝に大きく貢献したが、山形に戻り学校で行われた報告会では、「進路はまだわからない」と話していた。

しかし、大会に出場し大きな刺激を受けた武田選手は9月21日、自らが進みたい道を固めプロ志望届を提出した。

山形中央高校3年・武田陸玖選手:
長く活躍できるような、長く応援してもらえるような選手を目指しているので、どんな球団と縁があるかわからないが、指名していただいた球団で全力で自分の個性を生かしたい
プロ野球のドラフト会議は、10月26日に行われる。県内の高校からは武田選手のほか、東海大山形の高橋楓真選手、酒田南の中圭佑選手もプロ志望届を出している。
(さくらんぼテレビ)