連日熱戦が繰り広げられているバレーボールのワールドカップは、日本で初めて開催された1977年から「13回連続」で日本で開催されている。その理由と、“21世紀最強”ともいわれる男子代表について調べた。

世界の中でも“バレーボール人気が高い”として知られる日本

バレーボールは、1964年の東京五輪で正式種目になった。この大会で日本は女子が金メダルを獲得し「東洋の魔女」として世界を驚かせるなど一大ブームとなった。男子も銅メダルを獲得し、バレーボールは国民的な人気スポーツとなった。

その人気は今も続き、日本は“世界の中でもバレーボール人気が高い”として知られていて、ワールドカップの開催にも繋がっている。

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日本で開催されているのはワールドカップだけでなく、4年に一度行われていた国際大会「ワールドグランドチャンピオンズカップ(通称・グラチャン)」も全て日本で開催されている。

年一度開かれる最高峰の大会「ネーションズリーグ」も、名古屋で2023年6月に行われた。

日本代表 パリでは半世紀ぶりのメダルが期待

日本代表の「実力」はどうなっているのか。五輪では2000年以降4度予選落ちしていて、メダルは1972年の金を最後にとれていない。

しかし、今の男子日本代表は“21世紀最強”ともいわれ、パリ五輪では半世紀ぶりのメダル獲得が期待されている。2023年の「ネーションズリーグ」で、日本は銅メダルを初めて獲得した。5年前は12位だったが、一気に順位を上げている。

今回のワールドカップは上位2カ国がパリ五輪の出場権を得るが、日本は現在4位だ(10月5日時点)。

日本は10月6日に3位のセルビア、7日に2位のスロベニア、8日最終日に1位のアメリカと対戦する。

(東海テレビ)

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