熊本、福岡、大分を舞台にした自転車の国際ロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2023」が開催されるに当たって、福岡市では記者発表会が行われ、大会トロフィーがお披露目された。
また、開催地の熊本では応援ライドが行われるなど、大会を迎える準備が着々と整っている。
ツール・ド・フランス優勝チームも参加
「マイナビ ツール・ド・九州2023」は熊本、福岡、大分を舞台に行われる自転車ロードレースの国際大会で、熊本では阿蘇地域を縦断するコースが計画されている。

また、大会には世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」の優勝経験もある「アスタナ カザフスタン」をはじめ、18チームの参加が決定している。
9月21日に福岡で開かれた記者発表会では、事務局が見どころや当日のイベントについて説明した。大会では、自転車レースでオリンピックに3回出場した飯島誠さんが解説を務める。

飯島誠さん:
(アスタナ カザフスタンには)世界各国から優れた選手が集まっているので、今大会もこのブルーのジャージ、アスタナを中心にレースが動いていくと私は思っています
くまモンとばりやわとんこつが大会応援
そして応援隊長のくまモンに加え、大会の応援隊に決まったSNSで大人気の「ばりやわとんこつ」の2人も会場に駆けつけ、意気込みを語った。

ばりやわとんこつ・永松文太さん:
どのくらいのスピードで走るのかとか、すごく楽しみです
ばりやわとんこつ・新谷あやかさん:
これ(ツール・ド・九州)を使って、私たちの知名度も上げてね…
ばりやわとんこつ・永松文太さん:
これを使ってとか言わない

ばりやわとんこつ・新谷あやかさん:
乗っかれたらなと
ばりやわとんこつ・永松文太さん:
乗っかるとか言わない。大会を盛り上げましょう

また、自転車のギアをモチーフに太陽をデザインした大会のトロフィーもお披露目された。
南小国町では応援ライドに清掃活動
また、「マイナビ ツール・ド・九州2023」に向けた清掃活動とサイクリングを組み合わせたイベントが、開催地の熊本・南小国町を中心に行われた。
清掃活動はコースとなる「やまなみハイウェイ」などで行われ、熊本県内外から約200人が参加した。

参加者:
山を走ったりする時にゴミが落ちていることが気になって(参加した)。海外の選手のレースを目の前で見ることはないので、(ツール・ド・九州の開催は)すごくワクワクする
また、サイクリングイベントも開催され、参加者たちは気持ちよさそうに駆け抜けた。
「マイナビ ツール・ド・九州2023」は10月6日から4日間の日程で開催され、熊本阿蘇ステージは8日の予定だ。
(テレビ熊本)