乳児用の紙おむつ「パンパース」のパッケージデザインが今、SNSで大きな話題となっている。
赤ちゃんと、赤ちゃんを後ろから抱く大人の腕が重なっているというのだ。一体なぜ、そのようなデザインになったのか。
「意図しないデザインで印刷」
「ヤバすぎて2度見してしまった」「めっちゃ怖いやん」「自分の目を疑った」との感想が寄せられた、目を疑う写真がこちら。

後ろから赤ちゃんを抱く大人の腕と、赤ちゃんの右腕がつながり、まるで赤ちゃんに大人の手が生えているように見える。
街でこのパッケージを見てもらうと、「え~本当だ。やば」「ちょっと怖いです」などの反応が。SNSには「赤ちゃん強そう」といった投稿もあった。

なぜこのようなデザインになったのか?パンパースを製造・販売している大手日用品メーカー「P&Gジャパン」は、取材に対して次のように回答。

P&Gジャパン:
バンパースは従来製品より、赤ちゃんを優しく包み込むお母さん・お父さんをイメージしたパッケージデザインを採用しております。しかしながら、23年春発売の2製品の外袋においては、技術的な調整を経た結果、両者の腕が重なってしまうという意図しないデザインで印刷を進めてしまっておりました。

パンパースのホームページの製品紹介では、赤ちゃんを抱いている大人の腕と赤ちゃんの腕が別々に描かれていて、10月に発売する新しいパッケージでは修正を予定しているという。

P&Gジャパンは、パッケージ内の製品について「厳格な品質管理のもとで製造された安全な製品ですので、安心してお使いいただけます」としている。
(「イット!」9月14日放送)
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