総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の新しい業態「ドミセ」の、西日本初となる店舗が大阪・八尾市にオープンした。お店の前には400人以上の行列ができていた。
ドン・キホーテの新業態「ドミセ」が八尾にオープン
記者リポート：
八尾市にオープンしたドン・キホーテの新業態店舗「ドミセ」には朝から多くの人が列を作っています。
お店のオープンと同時に大勢の人が店内へ入っていった。レジは、かごいっぱいに商品を詰め込んだ人で大混雑だ。
Q.きょうは何を買いましたか？
来店客：
ポテトチップスと50円のハンカチ。
来店客：
疲れを取る回復パジャマとインナーを買いました。
ドン・キホーテオリジナルブランド「情熱価格」がお手頃価格で買える
来店客が手に取った商品を見ると「ド」のマークが…お店を見渡しても、「ド」のマークだらけだ。 実はドン・キホーテのオリジナルブランド「情熱価格」だ。食品や雑貨はもちろん、衣類や家電も！ありとあらゆるものが“お手頃価格”で展開されている。
来店客：
食料品はドンキで買います。
来店客：
他にはあんまりないもの、そんなとこを突いてくる、しいたけのお菓子とか、あれあんまりないもんね。
来店客：
ドンキでおすすめはタオルかな。よく乾くので使いやすい。
「情熱価格」を含むドン・キホーテのオリジナルの商品数はおよそ4200点にのぼり、売り上げは年々伸びている。
8月、東京・渋谷にオリジナルブランドの専門店「ドミセ」の１号店が誕生し、8日に2号店が八尾市のショッピングセンターにオープンした。
ドン・キホーテきっての人気商品は焼き芋。この大人気の焼き芋を使ったスイーツは、「ドミセ」でしか買うことができない。
ドン・キホーテの大人気焼き芋・紅はるかを使用したタルトは、4個入りで646円だ。
なぜ？ドンキのオリジナルブランドが顧客の心をつかむ
ドンキのオリジナルブランドは、「ド」うして顧客の心をつかむのか？専門家は…
経済評論家・坂口孝則さん：
お客さんの要望というか、ニーズを愚直なまでにこう拾い上げて作り上げる所にすごい大きな特徴があると思います。あくまでドン・キホーテではなくて、一緒になって作り上げる。
ドン・キホーテはホームページで「情熱価格」の商品について、積極的に“ダメ出し”を募集している。寄せられた声をもとに、商品を改善し、ダメ出しへの「ドこたえ」として、もう一度、販売している。さらに、この「ドこたえ」がいいか微妙かを評価できるボタンまで、「ドミセ」には設置されている。
PPIHクリエイティブ本部・野村悠斗さん：
お客様にお声を頂いた商品が多数、ドミセの中にも隠されておりますし、スタッフのコメントとともに、そういったこともお伝えしておりますので、発見頂きたいなと思っております。
八尾の「ドミセ」には、オリジナルブランドの魅力を知ってもらうための“仕掛け”が他に「ドっさり」あるそうだ。
（関西テレビ「newsランナー」9月8日放送）
