山形市の東沢地区で、芋煮会シーズンの到来を告げる恒例の試食会が開かれた。

県産サトイモ使い河原で芋煮試食

山形市東沢地区にある唐松観音前の河原で行われた「山形いも煮まつり試食会」の会場には、地元住民や観光協会の関係者など、約100人が集まった。

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この河原は「手ぶらで楽しめる芋煮会」を県内でいち早く始めた場所で、試食会はシーズン到来を告げる秋の風物詩となっている。

朝9時から仕込みが始まった芋煮には、山形県産のサトイモがたっぷり入っていて、しょうゆの良い香りが食欲をそそる。

秋の空の下で食べる芋煮は格別!

9月8日は、サトイモ36kgのほか、ネギやしめじなど県産食材をふんだんに使い、約200食の芋煮が用意された。この日の山形市の最高気温は25.6度と、9月中旬並の気温で絶好の芋煮日和となった。

訪れた人に話を聞くと「芋煮最高においしい。ちょっと涼しくなって、秋だな、秋になるなと思う」「やっぱり外は良い。自然の空気を吸いながら食べるのはおいしい」「外で食べるのは初めて。みんなで食べるといつもよりおいしい」など、それぞれが秋の訪れを楽しんでいた。

東沢観光協会の荒井英幸会長は「芋煮を食べていただいて、喜んでいる顔を見るとこちらも本当にうれしい。秋になったなという感じがする。芋煮会のシーズンだなと実感する」とコメントした。

山形の秋の味を堪能できる芋煮会。9月17日には、山形市・馬見ヶ崎河川敷で恒例の「日本一の芋煮会フェスティバル」が行われる。

(さくらんぼテレビ)

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