災害から命を守るためには、事前の準備・知識が非常に重要だ。住んでいる場所の「リスクを知ること」が防災の第一歩。知っておくと便利なサイトを紹介する。
「ハザードマップポータルサイト」
国交省の「ハザードマップポータルサイト」では、土砂災害・洪水・津波などたくさんの種類があるはハザードマップを調べることができる。
◆地域のハザードマップを閲覧する「わがまちハザードマップ」
都道府県・市町村・ハザードマップの種類を入力すると、各市町村が出しているリンクへ飛ぶので、そこからハザードマップを確認することができる。
◆身のまわりの災害リスクを調べる「重ねるハザードマップ」
住所入力や地図から市町村を入力するとと地図が表示され、災害種別を選択できるようになる。知りたい災害リスクを地図上に重ねてみることができる。
「地震ハザードステーション」
続いて地震のリスクを知るのに福島テレビの防災士・斎藤恭紀さんがオススメするのがJ-SHIS「地震ハザードステーション」
トップ画面のスタートをクリックすると、日本地図の画面になる。様々な項目があるが、例えば「確率論的地震動予測地図」は30年で震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示す。また「表層地盤」では、地震の時にどれくらい揺れやすいかを知る事ができる。
「川の防災情報」
迫る災害に気づくことも重要。ひとつに情報がまとまっているのが国交省「川の防災情報」で、例えばトップページにある「並べて見る」をクリック。「発表中の気象警報」「土砂災害警戒情報」「避難指示」など様々な情報が並ぶ画面が出てくる。
◆土砂災害のリスクに関しては「土砂キキクル」
クリックすると、色で現在の危険度を知らせてくれる。
◆大雨の際、河川の氾濫などに注意が必要な時は「川の水位情報」
青は平常、赤は危険、黒は氾濫がはじまっているというように色で危険度を教えてくれる。また画面を拡大していくと、河川沿いに緑のカメラマークが並んでいる。このマークをクリックすると現在の川の状況を見ることができる。
最新の情報を得ること・事前の備えを進めることで助かる命がある。どんなリスクがあるか知ることで、とるべき対策・心構えも変わってくる。何もない時だからこそ、一度サイトをのぞいてみて、避難場所や避難ルートも家族で話し合ってほしい。
(福島テレビ)