29日東京都心は、正午すぎに最高気温が35℃に到達し、今年22回目の猛暑日を記録。年間の猛暑日の日数の過去最多記録を更新しました。

そんななか消費者庁から、猛暑の夏に欠かせなくなった“あるもの”に関する注意喚起が出されました。

それは、水筒です。
消費者庁が注意を呼び掛けているのは、子供が水筒を持ち歩くときの転倒事故について。実際にあった事例を見てみると…

水筒を斜め掛けにしていた10歳の児童が、通学中、友人と追いかけっこをしていました。

その時、転倒し…水筒がお腹の右側に当たりました。

児童は、痛みと嘔吐があり救急搬送。

小腸が破裂し、腹膜炎を起こしていたため緊急手術が行われたというのです。

子供に水筒を持たせているのか、街で聞いてみました。
小学生2人の母親:
水分補給は水筒にスポーツドリンクとか塩分がちょっと入ってるようなものを入れて飲ませてます。
別の小学生2人の母親:
学校には持って行ってます。重いのが嫌なので、プラスチックの水筒を持って行ってます。
小学生2人の母親:
うちはないんですけど、水筒を(肩に)かけたまま転んじゃう子を一回見たことがあって、ちょっと顎の方に水筒が当たってしまって…泣いてたっていうのを見たことがあります。

子供にも話を聞いてみると…。
――水筒持ったまま転んじゃったことは?
子供(小学1年):
一回ある。鬼ごっこしてて。
――水筒を肩に掛けたまま?
子供(小学1年):
そう。
小学生2人の母親:
聞いてなかったです。私も知らなかったところで…。
消費者庁は、以下のように注意を呼びかけています。
・水筒はなるべくリュックサック等に入れましょう
・水筒を首や肩に掛けているときに走らないようにしましょう
・遊具等で遊ぶ場合は、水筒を置いて遊ぶようにしましょう

めざまし8コメンテーター 金子恵美氏:
言われてみれば硬いので危険性はありますよね。水筒選びって入れやすさと飲みやすさで選んでしまいますけど、今後は転んだときに形状とサイズによっては事故になりかねないものもあると思うので、そこも含めた視点で水筒選びをしたほうがいいかもしれないですね。
(めざまし8 8月30日放送より)