写真を撮ってアートを楽しめる湯布院の美術館や、別府ならではの温泉ミュージアム、まだまだ残暑が厳しいこの季節に食べたい映えるかき氷も。「SNS映え」するアートやスイーツで話題の大分県内のスポットを紹介する。
湯布院の写真撮影OKな美術館
まずは人気観光地の湯布院。多くの観光客が訪れる湯の坪街道のそばにあるのが、湯布院の写真映えスポットとして話題の「COMICO ARTMUSEUM YUFUIN」。
こちらの美術館は隈研吾さんが設計を担当、現代アート界を牽引する7人の作家のあわせて46作品が展示されている。SNS映えするような写真を求めて若い人も多く訪れているという。
目を引くのが大きな犬のオブジェ、奈良美智の作品。一緒に写真を撮ったり、撮影の仕方を工夫すれば犬を撫でているような写真も撮ることができる。

暗闇の中で浮かび上がる色鮮やかなアートは、村上隆の作品。暗闇でライトアップされているのでまるでステンドグラス。
COMICO ARTMUSEUM YUFUINの麻生真実さんは、
「写真を撮れる美術館が増えてきています。自然とアートのコラボみたいなものを写真や思い出に収めてもらえればと思います」とその魅力をアピールする。

器にも注目のかき氷
別府市の市街地にあるお店「GOCCI」で人気を集めているのが、まるでケーキのようなかき氷。かわいい器に盛られていて、子供や女性に好評だという。器は大分県内に住む陶芸家に特別に作ってもらったもので、犬やトラ、男の子など、どの器に盛られるかはお楽しみ。シロップもこだわりの自家製。

GOCCIの平松陽亮さんは、
「見た瞬間に“かわいい”とか“食べてみたい”とか思ってもらえるような盛り付け。客に喜んでもらえるように工夫しています」と話す。
幻想的な「地獄温泉ミュージアム」
温泉地・別府ならではの施設、2022年にオープンした「地獄温泉ミュージアム」。

館内には地中のマグマを表しているという幻想的な世界が広がり、訪れた人自身が水となって温泉水になるまでの過程を楽しむことができる。
地中の世界をイメージした館内はカメラを向けたくなるようなスポットも多く、幻想的な写真も撮れるなど楽しみ方も様々。

地獄温泉ミュージアムの千壽智明代表は、
「最近は海外の人も少しずつ増えてきて、楽しみながらも気づいたら温泉の愛おしさを実感できるような施設になっていると思うのでたくさんの人に来てほしい」と話していた。
体験したことを自慢したくなる大分の人気スポット。SNS映えする場所を巡って、たくさんの思い出を作ってみてはいかがだろうか。
【問い合わせ先】
「COMICO ARTMUSEUM YUFUIN」
※HPをご覧ください。
「GOCCI」
電話:0977-22-4649
「地獄温泉ミュージアム」
電話:0977-84-7858
(テレビ大分)