家事分担の方法や比率は家庭によって様々だが、自分にばかり負担がかかっていると悩んでいる方も多いのではないだろうか。みんテレでは、皆さんがどのように家事を分担しているのかを調査した。

家事分担比率の実態は?

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札幌でパパとママの家事をしている割合を聞いてみると、「8対2ぐらい」「9割は私です」など、普段家事をしているのはほとんどママという意見が多くあがった。

どんな家事を任せているの?

そんな中でも、パパにどんな家事を任せているのか調査してみると、一番多かったのが「皿洗い」。特に、洗うタイミングが重要という意見が多く聞かれた。

30代の2児のママは、「寝かしつけ中にやってくれるので、寝かしつけが終わったら家事が終わっているという感じになり、助かります」と話している。

また、料理をやってもらっているという方も多くいる。

30代の1児のママは、「子どもが喜ぶメニューを作ってくれるので、機嫌よく食べてくれるし、私も仕事がラクになる」という。

他には、排水溝やお風呂の掃除など、水回りの掃除をお願いしているという方も。

家事が1つ減るだけで圧倒的に楽になるようだ。

どのように分担しているの?

また、どのように分担しているかを調査してみたところ、パパが絶対にやる家事を決めているというご家庭もあった。

20代の1児のママは、時間のかかる洗濯を完全にパパに任せているそう。

また別のご家庭では、日曜日は「パパの日」か「ママの日」と決めて、隔週で家事を分担しているんだそう。

「パパの日」は、基本的にパパがすべての家事を担当し、ママは1日オフ。

パパがお子さんの朝ごはん作り、着替えさせ、遊びに連れていく場所を決めて、持ち物の準備をして連れていくようだ。

喧嘩がきっかけで決まったルールだが、今では楽しめていると話す。

家事以外も含めて分担する方法も

「家事が苦手なのにやってもらうとお互いストレスになる」と話すのは、40代の1児のママ。

子どもの面倒をみてもらうなど、できることをお願いして、ママは家事に専念しているんだそう。

他にも、DIYなどをパパに任せているというご家庭も。

無理をせず、パパの得意分野でママを楽にする方法もあるようだ。

うまく分担するコツは?

街でママたちの声を聞いていると、家事を分担するにあたり、パパがモチベーションを保てるように工夫している方が多くいた。

「ママと同じクオリティーを求めるとやってくれなくなるから、今できる部分をやってもらっている」と話すのは、30代の2児のママ。

一方、20代の1児のママは、洗濯物の干し方について、肩に跡がついてほしくない服に硬めのハンガーが使われたり、乾きにくそうな干し方になっていたりと気になることがあるんだそう。

そんなときは、パパがいない時にコッソリ直すようにしているんだとか。

「ほんのり言うこともありますが、やる気をなくしてはいけないかなと思って言わない」と話す。

上手に分担してストレス軽減!

街で調査した結果、家庭ごとに様々な家事の分担方法やコツがあった。

(北海道文化放送)

北海道文化放送
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