北海道東部で、4年前から牛66頭を襲ってきたヒグマ「OSO18」が、駆除されていたことがわかった。

駆除されたヒグマの体毛をDNA鑑定したところ「OSO18」と特定
駆除されたヒグマの体毛をDNA鑑定したところ「OSO18」と特定
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関係者によると、7月30日、北海道東部の釧路町で駆除されたヒグマの体毛を北海道庁がDNA鑑定したところ、「OSO18」と特定された。

「OSO18」と気づかず駆除か

ハンターは、「OSO18」だと気づかずに駆除したとみられている。

4年前から牛66頭を襲い続ける
4年前から牛66頭を襲い続ける

「OSO18」は、釧路町に隣接した標茶町や厚岸町で、4年前から放牧中の牛を襲い続けた。

襲われた牛は、死んだ32頭を含め66頭にのぼり、被害総額は2,000万円を超えている。

地元猟友会が何度も駆除を試みてきた
地元猟友会が何度も駆除を試みてきた

体長は約2メートルで、地元猟友会が何度も駆除を試みてきたが、警戒心が強く、わなにもかからなかった。

北海道文化放送
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