愛知・名古屋市千種区の東山動植物園で、8月11日から「ナイトZOO＆GARDEN」が始まります。昼間とは違う“夜ならでは”の動物たちの姿を楽しむことができます。
昼間は“リビングのお父さんスタイル”のカンガルーも…
うだるような暑さの夏の東山動植物園。インドサイは水辺でぐったり、ホッキョクグマは日陰でべったり。アカカンガルーは“リビングのお父さんスタイル”になっていました。
ところが、日が暮れると…。
リポート：
午後7時半を過ぎて、辺りもすっかり涼しくなりました。普段寝ていることが多いカンガルーが、起き上がってご飯を食べています
アカカンガルーは日中の堂々たる昼寝スタイルから一転、元気に動き回っていました。
毎年夏休みに開催される東山動植物園の「ナイトZOO＆GARDEN」。2022年は7日間で10万人以上が訪れた期間限定の人気イベントです。
昼間とは違う動物たちの夜の姿に出会えるのが人気の理由で、主に肉食動物は赤、草食動物は緑、水辺で暮らす動物は青とライトの色を変え、ロマンチックな雰囲気を演出しています。
リポート：
キリンが集まってます。こう見ると幻想的で昼間とは違った印象です
アミメキリンは群れで行動する習性があり、夜になると外に出て身を潜めるように集合して、こちらの様子をうかがっていました。
チャップマンシマウマは柵で首元を掻いていました。飼育員によると、これは習性ではなく、ただ痒かっただけだそうですが、こんな仕草が面白く見えるのも、夜ならではかもしれません。
身を潜めていたスマトラトラが突然岩場に駆け上がり…
そして、2023年は何といっても…。
リポート：
あちらに見えますトラ。夜見るとさらに威圧感を感じますね
7月にオープンしたばかりの新しいトラ舎がナイトZOOで初公開。身を潜めていたスマトラトラが突然岩場に駆け上がり、鋭い牙をギラリ。月に照らされてカッコよさが倍増です。
夜も元気な動物ばかりではありません。カリフォルニアアシカは、夜はおやすみタイムと決めているようで、岩の上でウトウト…。
動物たちの一味違った姿に出会える「ナイトZOO」は8月11日から。
植物園も温室全体がライトアップされ、神秘的な雰囲気に包まれます。
（東海テレビ）
