大阪・関西万博で建設の遅れが懸念されている海外パビリオンについて博覧会協会が、建設業者に向けた説明会を実施した。懸念されているのは、「海外パビリオン」の建設の遅れだ。
なかなか建設業者が見つからない
56の国と地域が日本の建設業者と契約して建てる予定ですが、資材高騰などを背景に、なかなか業者が見つからない。
「基本計画書」を提出した、唯一の国である韓国もこれから業者を探すという。

そこで博覧会協会は建設への積極的な協力を呼びかけようと7日、説明会を実施。参加した約120の建設業者などに対して準備状況などを説明した。
博覧会協会:
多くの質問いただき、パビリオン建設参加への関心が高まったと感じております

「協会がもっと早く、情報を流しておけば…」
説明会を受けて、前向きに検討したいという企業もある一方で…
参加した設計業者:
もっと(協会が)早いこと(海外パビリオンについての)情報を流しておけばこちらも提案しやすかったが、なかなかそういったものを見つけることができなかったので、タイミング的にも準備的にも不足していたのでは

博覧会協会は、会場で工事が進めやすい環境を整えるなどして、サポートしたいとしている。
(関西テレビ「newsランナー」8月7日放送)