子犬のかわいさに魅了された、おじいちゃんの姿がInstagramをほっこりとさせている。
Sakuraママ(@eri72527)さんの家では、6月下旬から豆柴のソラちゃん(メス・現在、生後3カ月)を飼い始めた。7歳の娘さんの「飼いたい」という願いを叶えた形だが、ある出来事が起きた。

投稿者の58歳の父親(娘さんにとってのおじいちゃん)がソラちゃんに魅了されたのだ。初めて会った時の様子がこちら。

ソラちゃんを両手で抱え、愛おしそうに見つめる、おじいちゃん。その表情は慈愛にあふれ、ぬくもりを感じるように顔を押し付けている。

7歳の娘さんも思わず、笑みを浮かべて見守っていた。
この姿をSakuraママさんが「子犬に完全にやられた父」と投稿すると「これは溺愛の兆し」などと話題に。1万5000以上のいいねが集まり、動画は74万回も再生された(7月26日時点)。
もともと穏やかで優しいが、メロメロに
おじいちゃんはソラちゃんと仲良くなれたのだろうか。Sakuraママさんにその後を聞いた。
――ソラちゃんを自宅に迎えた経緯を教えて。
娘が数年間、犬を飼いたいと言っており、家族会議を重ねに重ね、(小学)2年生となったので、一緒に成長できたらと思って迎えました。
――おじいちゃん(投稿者の父親)はどんな人?
温厚で優しいです。孫のことを一番に考えて行動してくれます。孫が書いた手紙を出勤カバンのポケットに入れて毎日持ち歩いています(笑)。私も子どもの頃から怒られた記憶はなく、穏やかです。

――ソラちゃんを迎えることはどう思っていたの?
犬を飼っていたこともあり(迎える前は)「犬を飼うのは想像以上に大変だし、手もかかるから、小動物はどうか」と提案していました。その割には誰よりもメロメロになり、顔に押し付けて、もうそのまま食べちゃうのかと思いました(笑)
――家族はどんな反応をしていた?
あまりの溺愛具合にみんな笑っていました。もともと犬が好きで優しいので「やっぱりこうなったか」という感じでした。
ニヤニヤして「早くお散歩にいきたいね〜」
――ソラちゃんは普段、どう過ごしている?
迎えてから2日間は静かで一度も吠えなかったので、耳が聞こえているのか、声がでないのかと心配になりましたが、徐々になれてきて、凄くやんちゃになってきました。お座りやお手も1日で覚えて、家族で「前世は人間だったんじゃないか」と話すほど理解力が良くて賢いと褒めちぎっています。

――おじいちゃんとソラちゃんはどんな関係?
同居はしていませんが、実家にも同じケージを準備して、週末は一緒に過ごしています。ネットで犬用品を検索して「これが良いんじゃないか」「あれが良いんじゃないか」と購入してくれます。近々、掃除機つきのブラシが届く予定です(笑)
娘が“おじいちゃん子”なので、娘が違う部屋に行った時や寝た時を見計らって、ソラと遊んでいます。「早くお散歩にいきたいね〜」と話しかけながらニヤニヤしています。甘噛みされても、すね毛で遊ばれてもヘラヘラ笑っています(笑)

――ソラちゃんはおじいちゃんにどう接している?
お腹を見せてリラックスしています。
散歩が楽しみでハーネスも用意
――おじいちゃんは、ソラちゃんのことをどう思っていそう?
ソラのことを孫だと思ってくれています(笑)。お散歩をするのが今から楽しみで唐草模様のハーネスを用意してくれています。
――ソラちゃんを迎える前と後で変化はあった?
孫バカな父でしたが、完全に犬バカになってしまいました(笑)孫も大きくなってきたので、ソラが父の良き相棒になってほしいと思います。

――ソラちゃんはこれからどう育てていきたい?
家族の中心でいてほしいと思っています。犬を育てるのは想像以上に大変ですが、それ以上に沢山の幸せを与えてくれる存在です。我が家にきてから1カ月ほどですが、家族の時間や笑顔が増えました。
ソラちゃんを迎えたことで、笑顔が増えているようだ。これからも、一緒の散歩や遊びなどで、幸せな時間が続いていくことだろう。
(提供:Sakuraママさん)