グレタさんの裁判がスウェーデンで行われ、初の罰金刑を受けた。
24日、グレタ・トゥンベリさん（20）が、報道陣に囲まれて歩く。
ここはスウェーデン・マルメの裁判所。裁判が行われるのだ。
6月20日、グレタさんはスウェーデン南部の港で、化石燃料の使用に対する抗議デモに参加した。
警察から立ち去るように求められたが、座り込みを続けたため、一時拘束された。
地元メディアによると、グレタさんが起訴されたのはこれが初めてだ。
裁判所から罰金刑を言い渡された。金額は日本円で約2万円。他に、犯罪被害者を支援する基金に1万4000円を支払うことになった。
グレタ・トゥンベリさん（20）：
私たちは絶対に引き下がるつもりはない。ルールに従うだけでは、世界を救うことはできないのです。
港で再びデモに参加
その言葉通り、判決から数時間後、グレタさんはある場所に姿を現した。
それは、6月に抗議活動を行っていた港だった。再びデモに参加していたのだ。
記者：
なぜ、こんなに早く戻ってきた？
グレタ・トゥンベリさん（20）：
私たちは緊急事態に直面しています。誰かが行動しなければならないのです。
そして、車両の通行を妨害したとして、またもや警察に退去させられた。
（「イット！」 7月25日放送より）
