中国・広東省のマンションで火災が起き、ベランダにいた6歳の男児が取り残された。

まさに絶体絶命。そんな状況に置かれた男の子の救出劇の行方は…。

中国南部・広東省。マンションの3階から、真っ黒な煙が噴き出している。

ベランダには、取り残された6歳の男の子がいる。しかし、ベランダには泥棒対策の柵があり、逃げ出せない。

男の子を救助しようとする、赤い服の男性に手渡されたのは、ペンチだった。

「柵を切ったら助けられる!」

男の子の後ろに、オレンジ色の炎が迫る。

そこで、赤い服の男性が消火器を使い消火活動をする。

しかし、炎はすぐ大きくなり、男の子は飲み込まれる寸前。

その時、まさに間一髪。ギリギリのところで救助された。
住民たちも手分けして救助を手伝う
命がけで男の子を助けた男性だが、ヒーローはこの人だけではなかった。

近くに停まっていた車が、マンションのすぐそばまで移動した。

他の住民たちも、すぐさまハシゴやペンチを持ってきたという。勇気ある人たちのとっさの行動が小さな命を救った。
(「イット!」 7月21日放送より)