テニスの全仏オープン・混合ダブルスで優勝した加藤未唯(かとう・みゆ)選手(28)が、京都府スポーツ賞・特別栄誉賞を授与された。
加藤選手は、全仏オープン女子ダブルス3回戦で、相手コートに返した球がボールガールを直撃し、失格処分となっていたが、その後、混合ダブルスで優勝を果たした。
加藤未唯選手の会見
—— 特別栄誉賞授与の感想をお聞かせいただけますか?
加藤未唯選手:
生まれ育ったこの京都で、一番いい賞を、きょうはいただくことができたので、すごくうれしい気持ちでいっぱいです。
—— 高校を卒業するまで、京都で積んだ経験というのは、今回の優勝には生きた?
あの頃に教えていただいたことは、今でもあるので、それはすごく大きなことだったなというふうに思います。
きょう地元のコーチやお世話になったコーチや、テニスをするきっかけとなった小学校の時の先生にお会いできたので、小学校の先生は20年ぶりにお会いしたんですけど、そういう方に来ていただけて、本当にうれしく思います。
—— スポーツしているお子さんに向けて、応援の言葉とかあれば...
全仏オープンの期間中は、すごく苦しいというか、悲しい気持ちもあって、すごくプレーするのが難しかったんですけど、
やっぱり今までやってきたことを無駄にはしたくないし、そのことを結果で残したいというふうに、より強く感じたので、やっぱり諦めないっていう気持ちは、すごく大切だと思うので、自分を信じて、目標に向かって頑張ってほしいと思います。
—— 今後の目標は?
今回のことで、苦しい中でも優勝することができたので、今後にも生きることだと思うので、ぜひ生かして、今度は女子ダブルスの方で、優勝できるように頑張りたいと思います。
—— テレビを通じて何かメッセージは?
いつも応援ありがとうございます。
今回、子どもの頃からであった、グランドスラムで優勝するという夢がかないました。今後も頑張っていきますので、また、応援よろしくお願いいたします。