スイカの名産地・熊本では、ジャンボスイカの重さを競う品評会を行っていて、ことしの優勝は132キロで過去最高の重さだった。
7月17日はそのジャンボスイカが熊本市動植物園のゾウにプレゼントされた。

重さ132キロのジャンボスイカ

職員6人がかりでゾウの運動場に運び込まれたジャンボスイカ。

重さ132キロの巨大なスイカ
重さ132キロの巨大なスイカ
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7月7日、品評会で新記録の132キロで優勝したスイカ農家・菊川敏徳さんが、孫たちと一緒に育て上げた。

7月17日は孫や親戚の子どもたち9人と一緒にジャンボスイカをプレゼントするため、動植物園にやって来た。

プレゼントする前にこっそりと…
プレゼントする前にこっそりと…

じいちゃんと大切に育てたスイカとの別れ…。ゾウのマリーとエリに食べてもらうかと思いきや…、孫がこっそりつまみ食い。

ゾウも喜びの雄たけび でも孫たちは…

そして運動場に出てきたマリーとエリは大きな雄たけびを上げた。きっと、育ててくれたみんなに「ありがとう」と伝えたのだろう。

マリーとエリ「ありがとう」?
マリーとエリ「ありがとう」?

2頭は足と鼻を器用に使いアッという間に完食し、残り半分はサルやカバなどスイカ好きな動物たちにおすそ分けされた。

長い鼻を器用に使ってスイカをもぐもぐ
長い鼻を器用に使ってスイカをもぐもぐ

一方で、スイカを育てた孫からは「オレのスイカ!」と、優勝したジャンボスイカを動物たちに取られて少し残念そうだった。

菊川さんは「孫の笑顔は最高です。7人目の孫も生まれるので、来年もみんなで頑張ります」と目を細めていた。

(テレビ熊本)

テレビ熊本
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