アメリカ女子体操界で起きた性的虐待事件で、懲役175年の実刑判決を受け服役中の元医師が刑務所内で刃物で刺されて重傷を負った。

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アメリカ体操協会の元チームドクターで、性的虐待などで175年の刑を服役中のラリー・ナッサー受刑者が、7月9日(日)午後、刑務所内で襲われ、病院に運ばれ治療を受けている。

 ナッサー受刑者はフロリダ州の刑務所で性犯罪受刑者専用の施設に収監されており、背中と首などを少なくとも6回刺され、重傷を負った。

当局によると、刺したのは同じ施設の受刑者で動機はわかっていない。

ナッサー受刑者は、オリンピックの金メダリストを含む数百人の被害者を“治療”と称して性的に虐待。2018年に175年の実刑を言い渡された。なかには当時13歳だった被害者もいて、長年に渡った性犯罪行為に対し、アメリカ女子体操界の体質やFBI連邦捜査局の責任も問わていた。

ナッサー受刑者の容態は安定していて、命に別条はないという。

(FCIニューヨーク「FCI News Catch!」)

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