10日、アイスランドで火山が噴火。その場所は首都レイキャビクから約30kmしか離れていない場所だった。

大地の裂け目から、溶岩が噴き出している。

10日、ヨーロッパ大陸の西に浮かぶ島国、アイスランドで火山が噴火した。

絶え間なく出る溶岩は、日を追うごとに山の形を変えていく。

12日には、一部が塔のように盛り上がり、あふれ出た溶岩が滝のように流れ、固まった溶岩を削っていた。

煮えたぎる釜のような姿。周囲にはガスが立ち込めている。

人や動物などが、とても住めないような場所で発生した噴火だが…。

実はこの場所、首都レイキャビクから約30kmしか離れていないのだ。
危険な火山ガスに注意喚起
日本だと、東京から横浜ほどの距離だ。

さらに近くには、ケプラビークという別の街もある。

レイキャビクからも、噴煙が不気味に上がる様子が見える。

そんな中、火山に近づき、見物しようとする人もいるという。

当局は、「高レベルの危険な火山ガス」が溜まっている可能性があるとして、近づかないよう警告。付近の住民に対し、窓を閉めて、換気しないよう呼びかけている。
(「イット!」 7月13日放送より)