ロシア軍の兵器の残骸などを分析し、その情報をウクライナ軍に提供することで優位に戦闘ができるようにする研究施設をFNNが取材しました。
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ここにはロシア軍のミサイルなどが保管されていて、こちらにはイラン製の自爆ドローンもあります
ウクライナのキーウ市内にある犯罪科学研究所では、ロシア軍のミサイルなどを分析し、戦争犯罪の証拠や性能などの情報を集めています。
犯罪科学研究所オレクサンドル・ルビン所長:
兵器の種類や型、どこから発射されたか(などを分析している)
研究所では、今年5月に初めて撃墜した極超音速ミサイルとされる「キンジャール」を分析し、軍に情報を提供しました。
その後、キーウでは全ての「キンジャール」を撃墜できているということです。
一方、ロシア軍が使用しているイラン製のドローンには日本製の部品が使われていました。
そのほか、大半が欧米の部品でドローンが作られていて、何らかの方法でイランが入手したとみられます。