「タイタニック号」見学ツアーで5人が死亡した潜水艇事故で、海底から引き上げられた残骸が6月28日、カナダの港に到着した。

5人が死亡する事故を起こした潜水艇「タイタン」は、22日にタイタニック号の近くの海底で探査機に発見され、その後、引き上げ作業が行われていた。


タイタンの残骸を載せた船は28日、カナダのセント・ジョンズ港に到着し、骨組みとみられる破片やケーブルにつながれた機械の一部などがクレーンで引き上げられ、トラックに乗せられた。


事故をめぐっては、アメリカの沿岸警備隊が事故を調査する委員会を設置していて、今後、事故の原因究明や責任の追及などに向け、残骸の分析が進められることになる。
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