ウクライナ南部で洪水被害に対し、日本政府は23日、追加支援として、手動浄水器、大型水槽、ポリタンクを供与すると発表した。
ウクライナでは、ロシアの占領地域で、ダムの決壊により洪水が発生し、日本政府は、すでに500万ドルの緊急無償資金協力を行うことを決定している。
追加支援策では、国際協力機構(JICA)を通じて、被害の最も大きいへルソン州の被害地域住民の飲料水の緊急確保のため、手動浄水器100台、大型水槽21個、ポリタンク4000個を供与する。
政府によると、これらは、7月上旬までに現地に到着予定。
また、更なる追加支援として、約60台の浄水装置と約30台の排水ポンプを供与する予定という。