自民党の森山裕選挙対策委員長は、17日、鹿児島市内で開かれた党の会合で挨拶し、岸田首相が今国会での衆院解散を見送る考えを表明したことについて、「今国会は21日までだから、22日から後はどうなるかわからない。常在戦場だ」と強調し、引き続き衆院選に備えるよう釘を刺した。
また、森山氏は、日本維新の会を念頭に「ある政党は大変議席を増やしている」とした上で、「朝5時半から10か所駅立ち、毎日600件の電話をかけるというノルマがある。それができない人は差し替えられるという厳しい決まりがある」と指摘した。
その上で、「今までの我々のやり方にぬかりがないのか考えながら、頑張っていかなければならない」と強調した。