ウクライナ・ザポリージャ原発視察 IAEA事務局長「十分な冷却水が確保できている」 国際取材部 2023年6月16日 金曜 午後0:42 IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長はウクライナのダム決壊後初めてザポリージャ原発の視察を行い、安全に稼働させるための十分な冷却水が確保できているという見解を示した。 ウクライナ南部のザポリージャ原発はカホフカ水力発電所のダムの決壊により、冷却水用の貯水池の水位が下がり、その安全性が懸念されていた。 視察後、グロッシ事務局長はダム決壊の影響について、現場の状況は深刻ではあるが、貯水池に冷却水は十分あり、安定稼働をさせるための対策が取られていると述べた。 国際取材部 世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。 国際取材部の他の記事 トランプ氏 ロシア占領のクリミア半島について「ウクライナには戻らない」…ウクライナのNATO加盟もないとの見方示す 国際 2025年8月18日 トランプ大統領「クリミア返還もNATO加盟もない」ロシア側の意向に沿った姿勢示す 国際 2025年8月18日 米韓の定例軍事演習「乙支フリーダムシールド」始まる 野外訓練の半数を9月に分散する“配慮”の見方も北朝鮮は強く反発 国際 2025年8月18日 ウクライナに「NATO加盟国に近い安全の保証」ロシアが容認とアメリカ中東担当特使…「領土交換」もロシアが譲歩の姿勢 国際 2025年8月18日 一覧ページへ