ウクライナ・ザポリージャ原発視察 IAEA事務局長「十分な冷却水が確保できている」 国際取材部 2023年6月16日 金曜 午後0:42 IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長はウクライナのダム決壊後初めてザポリージャ原発の視察を行い、安全に稼働させるための十分な冷却水が確保できているという見解を示した。 ウクライナ南部のザポリージャ原発はカホフカ水力発電所のダムの決壊により、冷却水用の貯水池の水位が下がり、その安全性が懸念されていた。 視察後、グロッシ事務局長はダム決壊の影響について、現場の状況は深刻ではあるが、貯水池に冷却水は十分あり、安定稼働をさせるための対策が取られていると述べた。 国際取材部 世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。 国際取材部の他の記事 「一方の肩持つと対立激化させる」韓国・李在明大統領が中立姿勢 日中関係悪化のなか「対立最小化し仲裁できる部分あれば…」との考えも 国際 2025年12月3日 韓国“戒厳令”から1年「民主主義の回復力を世界に示した」李在明大統領が特別声明 国際 2025年12月3日 香港高層住宅火災から1週間 住民が“一時帰宅” 原因究明の「独立委員会」に“懸念”の報道も 国際 2025年12月3日 日系企業9社がトランプ追加関税めぐり提訴…根拠の法律「違法」 既に支払った全額返還求める 住友化学や豊田通商など 国際 2025年12月3日 一覧ページへ