IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長はウクライナのダム決壊後初めてザポリージャ原発の視察を行い、安全に稼働させるための十分な冷却水が確保できているという見解を示した。

ウクライナ南部のザポリージャ原発はカホフカ水力発電所のダムの決壊により、冷却水用の貯水池の水位が下がり、その安全性が懸念されていた。

視察後、グロッシ事務局長はダム決壊の影響について、現場の状況は深刻ではあるが、貯水池に冷却水は十分あり、安定稼働をさせるための対策が取られていると述べた。

国際取材部
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