スウェーデンの美術館。

「睡蓮」で知られる印象派の巨匠・モネの作品に、2人の女が、真っ赤な手でじかに触れている。

この記事の画像(9枚)

そして…100年以上前に描かれた巨匠の絵「ジベルニーのモネの庭」に真っ赤な塗料のようなものをなすりつけた。

無残な姿になったモネの絵の前でポーズを取る2人。

2人は環境活動家。活動団体によると、目的は政府に温室効果ガスの排出を削減させることだという。

こうした抗議活動に、これまでにも数々の巨匠の作品が巻き込まれていた。

あの「モナリザ」や「ひまわり」も…

フランスのルーブル美術館では、レオナルド・ダビンチの「モナリザ」にケーキがぶつけられ…

イギリスのナショナル・ギャラリーでは、ゴッホの「ひまわり」にトマトスープがぶっかけられた。

ドイツのバルベリーニ美術館では、モネの「積みわら」にマッシュポテトが投げつけられた。

今回、モネをねらった2人の環境活動家は、どうなったかというと…。

主張をまくしたてた後、逮捕された。

美術館によると、このモネの作品はガラスで保護されていたが、傷ついているかどうか調べているという。

(「イット!」6月15日放送より)