山形・長井市で、市街地とダム湖をめぐる「水陸両用バスのツアー」が9日から始まるのを前に8日、観光関係者による試乗会が行われた。

2022年は4500人が利用

水陸両用バスのツアーは「ながい百秋湖」を観光誘客の目玉にしようと、5年前に始まった。2022年は約4,500人が利用し、そのうちの3割が県外客だったことから、長井市の観光振興策は着実に成果が現れているといえる。

この記事の画像(9枚)

ダム湖に通じる道路は、2022年8月の大雨で崩れたが、復旧作業が終わったため、2023年も運行することになった。9日の運行開始を前に行われた試乗会には、観光関係者など約20人が参加。「道の駅 川のみなと長井」を出発し、市内を約15分走るとお目当てのダム湖が見えてくる。

そして、いよいよ、ツアー客に一番人気の瞬間がやってくる。

湖にダイブ!
湖にダイブ!

水しぶきをあげて湖に入るバス。めったにできない経験にテンションが上がること間違いなし。

湖に入ると、癒やしの空間が広がる。深い緑色に染まる木々は今が見ごろで、爽やかな風を受けながら絶景を楽しむことができる。

「まるでアトラクション」

試乗した人:
水に入るときの揺れる感じが、まるでアトラクションみたいでとても楽しかった

試乗した人:
湖面の緑も、山の緑もとても美しくて、本当に気持ち良い

やまがたアルカディア観光局・沼澤亨係長:
新型コロナウイルスも5類となった。水陸両用バスは窓ガラスが全くなく、感染対策も十分かと思う。安心してご乗車ください

今シーズン、すでに1,800人以上が予約している人気のツアー。

水陸両用バスは、6月9日から8月6日まで、水曜を除く毎日1日4便運行する。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
さくらんぼテレビ

山形の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。