再開発が進み、生まれ変わりつつある北海道札幌市のJR札幌駅エリア。

老舗の名店から新店まで、JR札幌駅周辺でいま話題のグルメを紹介する。

創業31年!「うどんと豚丼」の名店

人気飲食店がひしめく札幌駅前の”札幌国際ビルディング”の中には、創業31年の老舗「味処 あずま」がある。

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うどんと帯広仕込みの豚丼は、先代から現オーナー夫妻に引き継がれ、長年愛され続けている。

定番の「肉うどん」には、豚丼と同じくたっぷりの豚肉がトッピングされている。

”おにぎり”がサービスでついてくるようだ。

かつおの風味が効いた優しい合わせダシは、優しい味わい。

ダシは京都から取り寄せていて、刻んだゆずを加えさっぱりと仕上げているのだそう。

また、平日の午前8時~午前11時までは”朝うどん”も食べられる。

あっさりとして澄んだつゆは、朝にもぴったりの味わいだ。

「豚丼」もはずせない!

こちらも同じく人気メニュー、帯広仕込みの「豚丼」。

とにかくボリュームたっぷりで、がっつりランチを食べたい方におすすめだ。

甘みをしっかり感じるタレが豚肉に絡み、ごはんとの相性抜群。

タレは開業以来継ぎ足しをしており、加熱して香ばしさを出してから豚肉に絡めているのだとか。

付け合わせのスープはお味噌汁かと思いきや、うどんつゆ風のスープ。

豚丼を単品で注文しても、こだわりのうどんつゆを楽しめる。

あっさりうどんとこってり豚丼の組み合わせ、ぜひ味わってみてほしい。

「焼きたておもち」と「わらび餅ラテ」の新店

続いては、話題の新店を紹介する。

「えにかいたもちSTAND」は、札幌市内の中島公園近くに本店を構える、おもちやさんの姉妹店。

焼きたてのおもちと、新感覚の”わらび餅ドリンク”を楽しめるお店なのだそう!

こちらは看板メニューのひとつ、「舟団子(黒蜜きなこ)」。

焼きたてのお団子が6つ、たっぷりの黒蜜ときなこがかかって税込280円!

焼きたてにこだわったおもちは、アツアツもちもち!

きなこは、いった北海道産の大豆をその場で細かくしているため、香ばしく香り高いという。

黒蜜の甘みも相性抜群で、あっという間に食べ終わってしまう。

SNSで話題のドリンク「わらびラテ」。

抹茶ラテに焼き芋風味の粒わらび餅と、和風でまとめた組み合わせだ。

「焼き芋の粒わらび餅」とは、どんなものなのか。

こちらは熊本県産の紅はるかを焼き芋にして、さらにそれを粒状のわらび餅にしたもの。

実際に食べてみると、しっかり焼き芋の風味を感じられる。

また、抹茶は京都・宇治の老舗「北川半兵衛商店」のものを使用している。

原材料すべてにこだわり、よりよいものを低価格で提供している。

80年以上続く”老舗寿司店”

「奴寿司」は、札幌でも数少ない80年以上続く名店だ。

親子3代で、長年味を守ってきたのだそう。

人気メニューは、豪華な「特上生寿し(九個)」

時期により、より旬なネタを選んで提供されている。

甘みがある肉厚なホタテは、噛むたびにうまみが増す。

ネタはどれも新鮮で、食感や味わいを存分に感じられる。

シャリは絶妙なにぎり具合で、口の中でほろほろとほどけるおいしさ。

シャリに使用しているお米は、道産米などを特注でブレンドしたものなのだそう。

こちらは、シメにぴったりの穴子。

特上生寿しセットでは、ウニがない時期にのみ提供しているのだそう。

食べる直前に焼くため、穴子のみ別で提供されている。

炙りたての穴子は香ばしく、まさにシメにぴったりの一貫だ。

通年単品注文もできるため、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。

こちらは「ランチ握り(九個)」、お値段はなんと税込1,300円と、とってもお得にランチがいただける。

食材を必要な分だけ仕入れ、コストを抑えているのだそう。

新鮮なネタをリーズナブルにいただけることが、長く愛されている理由でもある。

北海道文化放送
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