長野県中野市で4人が死亡した猟銃発砲立てこもり事件で、容疑者が自宅に立てこもった際、両親が説得にあたっていたことがわかった。
母親が説得…猟銃を持って外へ
5月25日、長野県中野市で女性2人が刺され、警察官2人が猟銃で撃たれて死亡した。このうち警察官1人を殺害した疑いで青木政憲容疑者(31)が逮捕・送検されている。
![青木政憲容疑者(31)送検](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/5/1/700mw/img_510e736eb1e9e39090b7f6c741910680131219.jpg)
青木容疑者は4人を襲った後、自宅に戻り立てこもった。自宅内には母親とおばがいて母親は説得にあたった。
午後8時前後に2回発砲音があったが、容疑者が自殺しようとした可能性があるという。
母親は説得しながら午後8時半過ぎに猟銃を持って外に出たという。
![容疑者が立てこもっていた自宅](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/9/4/700mw/img_94ea8e0ba81724aabd82c87a2cda6170155807.jpg)
容疑者から電話 父親が“自首”説得
また、26日午前4時半ごろには容疑者からの電話を受けた父親が自首するよう説得。
その後、容疑者は両手をあげながら外に出てきたところを確保された。
![立てこもっていた自宅周辺 警察官に動き(5月26日朝)](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/4/8/700mw/img_489deb8e12d087af281bbe017cdea0f1129246.jpg)
警察はさらに詳しい状況などを調べている。
(長野放送)