17日、イタリア北部を大洪水が襲い、救助活動が続いている。
この記事の画像(12枚)救助隊が夜の闇の中を歩いていた。水が太ももまで浸かっている。
17日、イタリア北部を大洪水が襲った。救助は、丸一日以上続いている。
ヘリから見た町は、茶色く濁った水に覆われ、川との境目がなくなっている。
ヘリで、妊婦が救助されていた。浸水した家に取り残されていたが、医療体制が整った場所へ運ばれた。
多くの川が氾濫した地域では、36時間の間に、1年に降る量の半分の雨が降った。
17日、イタリア・イモラでは、サーキットが水没していた。この週末にF1グランプリが開催予定だったが、中止になった。
救助を待っていたのは、人間だけではなかった。
少なくとも9人が死亡、2万人以上が避難
別の場所では、犬が助けられた。
犬には首輪が付いていて、飼われていたペットが取り残されたとみられている。
隊員が犬をボートに乗せ、優しくなでている。
犬も助けられたことをわかっているのか、ボートの上でおとなしくしていた。
この洪水で、これまでに少なくとも9人が死亡し、2万人以上が避難を余儀なくされている。
(「イット!」5月18日放送より)