おいしい山菜を食べられる季節。10日、山形・南陽市では観光ワラビ園がオープンし、待ちわびた愛好者たちでにぎわった。
コロナ禍前より盛況
南陽市の「小滝わらび園」は、広大な30ヘクタールの敷地を持ち、ぬめりの強いワラビが採れると人気がある。新型コロナ対策として、この数年は入園を県内の人に制限していたが、2023年はそうした規制をすべてなくした。
この記事の画像(8枚)過去にワラビ園を訪れた人にハガキを送るなどPRに努めた結果、初日の10日は例年より多い約300人が県の内外から来園した。
仙台市から来園:
待ちに待ってたんじゃないですか、みなさん。私も待ってました
仙台市から来園:
前にここに来て、開園案内のハガキが来た。来て良かった、最高
雨の影響で「これから良いワラビが出る」
訪れた人たちは、晴れわたる5月の青空のもと、急斜面をスイスイと登りながら、慣れた手つきでワラビをもぎ取り、カゴや袋をいっぱいにしていた。
山形市から来園:
重くて歩けないくらい採れた。こんなの初めて。もうはまっちゃいそう
山形市から来園:
空気は良いし、採れる・採れないは二の次。楽しかった
小滝山菜組合・江口菊次組合長:
先週末まで雨も長く降り、水分も十分ある。これから良いワラビが出ると思う。みなさんのお越しを心からお待ちしている
小滝わらび園の開園日は日曜・水曜・木曜の週3回で、6月25日までの開園を予定している。
(さくらんぼテレビ)