1年前より物価が上がったと感じている人が94.5%にのぼることが日銀の調査でわかった。
日銀が全国の20歳以上の個人を対象に3カ月ごとに行う調査によると、1年前と比べて物価が「かなり上がった」または「少し上がった」と答えた人の割合は前回、2022年12月の調査から0.2ポイント増えて94.5%となった。
2008年9月以来14年6カ月ぶりとなる過去2番目の高水準。
また、1年前より暮らしに「ゆとりがなくなってきた」と答えた人の割合が、56%と前回より3ポイント増えた。
このうち90.4%の人が「物価が上がったから」と答えていて、比較可能な2006年9月以降3期連続で最高を更新した。
(フジテレビ経済部)