衆議院の憲法審査会をめぐる「サル」発言で、与野党からの批判が続いている立憲民主党の小西洋之参院議員について4月12日、参議院の憲法審査会の野党側の筆頭幹事を引き継いだ杉尾議員は、「本人が衆院憲法審の委員を、お詫びに回っている」と明かした。
小西議員は3月29日、衆院の憲法審について「毎週開催はサルのやること」と発言。
与野党双方から批判が相次ぎ、小西議員は参院憲法審の野党側の筆頭幹事を更迭され、4月11日には、党の参院政策審議会長と政調会長代理を辞任し、岡田幹事長から注意処分を受けている。
12日の参院憲法審の幹事会では、与野党から、小西議員が審査会の場で謝罪をするよう求める意見が挙がった。
これに対し、立憲の杉尾議員は「(小西議員)本人が衆院憲法審の先生方のところをお詫びに回っている」と説明。
審査会の場での謝罪については「何卒ご容赦いただきたい」と述べ、応じない姿勢を示し、改めて協議することとした。
(フジテレビ政治部)