政府は、2030年までの生態系保全の指針となる新たな国家戦略を決定した。
生物多様性は人間活動による損失が続いていて、国連では、2022年12月に新たな国際目標が採択されている。
新たな国家戦略はこれを受けたもので、2030年に向けて、生物多様性の損失に歯止めをかけて将来的に反転させる「ネーチャーポジティブ」の実現を掲げ、2050年までに「自然と共生する社会」をつくることを目指している。
また、5つの基本戦略を掲げ、陸と海の30%以上を保護区域とするなど、40の取り組みを柱に据えている。
(画像提供:環境省)