ハワイ島の沖合で海水浴客がイルカを追い回し、当局が厳重注意した。

ハワイの海で泳いでいた、たくさんの海水浴客。

その前に浮かびあがってきたのは、イルカの群れだ。

すると海水浴客が、逃げていくイルカの後を追いかけていく。

26日、アメリカ・ハワイ島の沖合で州の当局がパトロール中に発見したこの行為。ハワイの一部の地域では、イルカの約45m以内で泳ぐことは法律違反だ。

しかし、イルカにかなり接近してしまっている人の姿もあった。当局は「攻撃的に追いかけ、嫌がらせをしている」として、このグループに警告した。

イルカを追っていたのは、33人の若者たち。陸に上がったところで厳重に注意を受けた。
イルカにとって日中は休息の時間
イルカを保護するため作られた接近禁止の法律。その理由はイルカの性質にあった。

夜行性であるハワイのイルカにとって、日中は休息の時間にあたる。

泳いでいるように見えても、脳を半分休ませ、呼吸のために浮かんでいるだけなのだ。

もし海でイルカを見つけても、むやみに近づかず、そっと見守ることが大切だ。
(「イット!」 3月30日放送より)
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