栃木・那須町で高校生ら8人が死亡した雪崩事故から6年となるのを前に、追悼式が行われた。

追悼式には、死亡した生徒の遺族などおよそ50人が参列し、黙とうが捧げられた。

6年前の3月27日に起きた事故では、那須町で登山訓練中の高校生7人と教師1人が雪崩に巻き込まれ死亡した。今年は遺族の要望を受け、慰霊碑の前に8人の名前が刻まれたプレートが新たに設置された。

息子を亡くした奥勝さんは、「この学校にいた痕跡が全然残されていない中、慰霊碑に名前を残してもらえたことはうれしく思いました」と語った。

事故を巡っては、引率した教師3人の刑事責任を問う裁判が続いている。
