FNNが18・19日に実施した世論調査で、国会の欠席を続けるガーシー元参院議員を「除名」とした参院の処分について、「適切だ」と答えた人が92.7%と半数を超えた。「厳しすぎる」は5.5%だった。
ガーシー元議員は、2022年7月の初当選以来、海外に滞在し、一度も国会に出席していない。懲罰して決まった8日の参院本会議での陳謝にも応じなかった。これを受け、参院は15日の本会議で「除名」を決め、ガーシー元議員は、国会議員の資格を失った。

ガーシー元議員は15日、FNNの取材に対し、除名について「決まったことに従わなければけないルールなので従っているだけで、受け入れてはない」と語ったが、世論調査では、9割を超える人が「除名」を支持した。
除名の翌日の16日、警視庁は、俳優の綾野剛さんらに対する常習的脅迫、名誉毀損、強要、威力業務妨害の疑いで、ガーシー容疑者の逮捕状を取った。今後の捜査の行方が注目される。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(14枚)