岸田首相は、17日の会見で、少子化対策の柱の一つは「社会全体の構造や意識を変える」ことだとした上で、「子どもファースト社会の実現」に取り組む方針を示した。

また、「子育て中の方から『日本は子育てに冷たい』という指摘を聞くことがある」とする一方、「欧米では、公共の場に子育て世帯の『専用レーン』が設けてあったりすることが多い」と指摘した。

そして、岸田首相は、「先行的に、国立博物館などの国の施設において、子連れの方が窓口で苦労して並ぶことがないよう、『こどもファスト・トラック』を設けるとともに、この取り組みを全国展開するなど、子ども優先の取り組みを実施する」と表明した。

政治部

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