長かった冬も終わり、日々近づいてくる春。そんな中、「春を呼ぶ野菜」と呼ばれているのが、北海道南部・知内町の特産、ニラだ。

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“春を呼ぶ野菜”…今が旬「1番ニラ」

準備も片付けも簡単、きっと元気になれるニラ料理を紹介する。
今まさに旬を迎えている野菜。それが春の葉物野菜のトップバッター、ニラだ。
北海道の生産量の約7割を占めているのが、北海道南部の知内町。

HARUファーム・城地基晴 さん:
1番最初に収穫するニラなので、その年 1番おいしい時期のニラ

そばの上にどっさりとニラがのった「ニラそば」に、ニラを湯通しして食べる「ニラしゃぶしゃぶ」。

長かった冬を終えて迎える春。名産地、知内町で教えてもらった、絶対おいしい料理法だ。

知内町で最盛期を迎えているニラ。知内町では年間約2000トンのニラを生産していて、北海道の生産量の7割を占めている。

収穫は11月ごろまで続くが、その年に初めて収穫されるものは「1番ニラ」という。

1番ニラの収穫は春先まで続くことから、“春を呼ぶニラ”とも呼ばれている。

HARUファーム・城地基晴 さん:
この時期にしか味わえない独特の食感だったり、甘みがある。徐々に出荷量も増えてきている。1番高いときと比べると、半額くらいの値段になっている

いまが安くまさに食べどきの「ニラ」。餃子や炒め物によく使われるが…。
地元ではこんな食べ方をしているということで、オススメの調理法を教えてもらった。

“ニラそば&ニラしゃぶ”がオススメ

(Q:何を茹でている? )
清八・八木順子 さん:
そばです。いろんなところから食べにくる。みんなおいしいと言ってくれる

こちらの店では名物のニラそばが大人気。そばと、ニラも、1分ほど茹でて水で冷やすだけ。

豪快にニラを切っていき、そばの上にこれでもかとニラを乗せたら…そばが見えないくらいニラが贅沢にのったニラそばの完成だ。

斉藤健太記者:
ニラのシャキシャキ感がすごいですね。またこの卵と絡めるとまろやかになる。そばとの相性ばっちりです

また、ニラをしゃぶしゃぶする「ニラしゃぶ」という食べ方も!
お好みのサイズに切ったニラに、豚バラ、そして、旬のカキも。

水と昆布の入った鍋を用意したら準備は完了。
ポン酢に付け合わせたら思わずうなってしまうおいしさに大変身だ。

斉藤健太記者:
ニラとカキも合いますね。ニラもカキに負けないくらいの香りと甘みを感じますね。これだけ食べると、なんだかニラからパワーをもらえている気がしてきますね

清八・八木順子 さん:
ほかのものと比べたら、安く手に入って食べれると思う。すごく体にも良いので、日に三度とは言わないけども食べてほしい。"パワーアップ"できますよ

1番ニラの収穫は5月ごろまで。春を呼ぶニラで元気な春を迎えてみてはいかがだろうか。

(北海道文化放送)

北海道文化放送
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