電気自動車のモーターなどに使われる磁石に必要不可欠なレアアースの権益を日本として初めて獲得した。
総合商社の双日は、JOGMEC=エネルギー・金属鉱物資源機構と共同で、レアアースの重希土類の一種であるジスプロシウムとテルビウムの権益を日本として初めて獲得したと発表した。

オーストラリアのレアアース大手、ライナスに約180億円を出資する。
脱炭素化に向けた動きが加速する中、ジスプロシウムやテルビウムは電気自動車や風力発電のモーターに使われる磁石に必要な原料で需要の拡大が見込まれている。

しかし、日本はその全てを中国に依存していて、長期的な安定供給に繋げるため供給網を拡充した形だ。