「きょうの夜には、多分決断する」
議場での陳謝が8日の午前に迫る中、ガーシー議員が訪問先のトルコでこう語った。

「答えが出ないなら、今回は帰らないかもしれない」

6日、日本時間の午後3時過ぎ、NHK党のガーシー参院議員は、トルコ大地震の被災地・ガジアンテップから動画中継を投稿。

トルコから動画中継をするガーシー議員
トルコから動画中継をするガーシー議員
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NHK党 ガーシー参院議員(インスタグラムより):
すごく銀行に人が並んでいるんですよ。

日本時間の正午すぎ。現地に到着したガーシー議員。FNNの単独取材に応じ、なぜ今トルコ入りしたのか説明した。

NHK党 ガーシー参院議員:
もちろん、国に帰ることも大事なことなんですけど、元々何が何でもトルコに来たくて、やっとトルコに来れたので。見ないことには答えは出ない。

2022年の初当選以降、国会に一度も姿を見せていないガーシー議員。
懲罰として課せられた、議場での陳謝を行う本会議があさって8日午前に迫っている。

NHK党 ガーシー参院議員:
その結論を出す、出さないは、まだ僕の中で決めかねている。帰る以上は、ちゃんと準備して帰りたいんですよ。
あらがうところはあらがって、従うところは従おうと思っているので。

NHK党 ガーシー参院議員:
その答えが出たら、きちっと帰ります。
出ないのであれば、今回は帰らないかもしれないです。

初の対面取材では「悩み」を吐露

週末には、滞在先の中東ドバイで初となる対面での取材に応じたガーシー議員。

初の対面取材を受けたガーシー議員
初の対面取材を受けたガーシー議員

スーツに議員バッジを着けて登場して、帰国するか悩んでいると話した。

NHK党 ガーシー参院議員:(日本時間4日未明)
かなりの覚悟を持って入らないと、叩き潰されると僕は思っているので。相当今悩んでます。

金髪から黒い髪に…
金髪から黒い髪に…

そして、ドバイ空港からトルコへ向け旅立つ際には、前日には金髪だった髪を黒く染めていた。

NHK党 ガーシー参院議員(インスタグラムより):
髪の毛も、謝罪に行くつもりでちゃんと黒くしました。“まっくろくろすけ”ですよ、“まっくろくろすけ”。

イスタンブールに到着したガーシー議員
イスタンブールに到着したガーシー議員

陳謝に備えてか、日本時間の昨夜、黒髪姿で自撮りをしながら、トルコのイスタンブールに到着したガーシー議員。
車に乗り込み、陸路で被災地へと向かった。

記者リポート:
イスタンブールの空港から、ガーシー参院議員を乗せた車が、被災地へ向けて出発しました。
 

議場での陳謝が8日の午前に迫る中、移動中も帰国をめぐって関係者らと協議したことを明かした。

NHK党 ガーシー参院議員:
まだ考えている最中なので、今答えを言うつもりもないですけど。僕を助けてくれようとしている人たちは、やはり安易に帰ってこんといてくれと。
もちろん8日までに答えが出れば帰りますよ。8日に帰ったら、前にもお伝えしたとおり、6月の末まで日本にはいます。国会に出ます。
 

帰国の決断を先延ばしにするガーシー議員。
与野党から厳しい声が上がっている。

野党幹部:
この後に及んでトルコ被災地に行くのは納得しがたい。先延ばしのための時間稼ぎではないか。

自民党関係者:
ガーシーが帰ってくるなんて、みんな思っていない。帰って来なければ陳謝できず、更なる処分で除名となるでしょう。

ーー帰国のリミットは?
NHK党 ガーシー参院議員:

まだまだです。まだまだですよ。

国会での陳謝は実現するのか。帰国へのタイムリミットが迫っている。

「きょうの夜には、多分決断する」

そして…

「きょうの夜には決断」と答えたガーシー議員
「きょうの夜には決断」と答えたガーシー議員

NHK党 ガーシー参院議員:
きょうの夜には、多分決断するんで。

ーー明日の“朝イチ”なら、まだ間に合うのか?
NHK党 ガーシー参院議員:

一応ギリギリで。かなりギリですけど。
 

「議場での陳謝」の懲罰があさってに迫ったガーシー議員は、訪れているトルコで、現地時間の今夜、日本時間のあす朝までに、帰国するか判断する考えを示した。

(「イット!」3月6日放送分より)