2月28日、環境活動家のグレタ・トゥンベリ(20)さんが、ノルウェーで風力発電に対する抗議活動を行った。

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数十人の人たちと共にシュプレヒコールをあげるグレタさん。

ノルウェーのエネルギー省の入り口を封鎖し、体に鎖を巻き付けるなどして、抗議活動を行った。

温室効果ガスを排出するからと飛行機には乗らず、ヨットで移動するなど、温暖化の危機を訴えてきたグレタさん。

巨大な風車が先住民の伝統を破壊すると主張

いったいなぜ環境に優しいはずの風力発電に抗議したのか…。こう説明している。

環境活動家 グレタ・トゥンベリさん:
先住民の人権を支持するためにここに来ました。ノルウェーは人権を侵害していて、全く容認できません。彼らと共に戦うためここにいます。

風力発電所が建てられた場所は、ノルウェーの先住民族が暮らすエリア。

彼らは巨大な風車がトナカイを怖がらせ、伝統を破壊すると撤去を求めている。

ノルウェーの最高裁は先住民族の主張を支持したが、風力発電はその後も稼働し続けている。

(「イット!」 3月1日放送より)

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